デュルケムから始める?ソーシャルワーカー道

みなさん、こんにちは。しんさんです。

さて、第38回社会福祉士国家試験ですが、こいつは史上最恐(?)の難問をそろえて受験生に立ちはだかってしまったようです。

なんだか他人事のように書いておりますが私もこの回を受験した一人です。本当にやられましたね。やってくれました。

自己採点を終えた時、ついつい娘に「パパは戦いに負けたよ」と、弱音を吐いてしまったほどです。※ちなみに妻は社会福祉士資格保有者です😿

さて、くよくよしていても何の生産性もございません。

今回の結果は置いておいて、今後、ソーシャルワーカーに何が求められているのか、そしてそのスタート地点への関門である国家試験突破に向け、どのような学習、研鑽を積んでいったら良いのか、実際に、2026年2月1日に試験会場で問題に対峙した私の経験もふまえ、みなさんと共有していきたいと思います。

前回の記事で、この第38回試験、奇問、悪問も見られる一方、「良問も少なからず見受けられた」と書きました。専門家でもない私がそのように問題を評価するのは実におこがましく、愚挙であるとも言えます。しかし、試験会場で「なあるほど、そう切り込んできたか!しまった!もっと深堀りしておけばよかった!」と悔やんでいた自分がいました。つまり、難化傾向が見込まれる中、うすうす「こんな浅い知識でいいのだろうか?」と疑心暗鬼になる一方、「まあ、こんだけやったんだから何とかなるやろ」と日和ってしまい、自分なりの準備を怠っていたことが露呈してしまったのです。

代表的なのがいわゆる「人名問題」です。

課題レポートをこなしつつ、試験対策に乗り出したのが昨年(令和7年)の7月頃だったかと思います。ちょうどTACの過去問題集が発行されてしばらく経ってからです。

社会保障の制度や財源、生活保護の原理原則、各種法制度、そして医療や心理学、はたまた行政や司法に関する独特な用語など、社会福祉士国家試験の学習範囲は多岐に渡ります。そんな中、かなりのウエイトを占めてくるのが福祉の理論、社会学に主に登場する「人名」です。

いざ、学習を始めると知らない人だらけ!ティトマス?エスピン・アンデルセン?ハーバーマス?ハーズバーグ?ゴッフマン?さらに石井十次も、メアリーリッチモンドも、パールマンも知らなかった。

逆にたまたま知っていた人を挙げるなら…。

マックスウェーヴァー:政治経済の教科書に絶対載ってる/マルクス、フロイト、ユング:50年以上生きてりゃ、どこかで出くわす/バイスティック:福祉の業界にいたら最低限、名前は知ってる/糸賀一雄:「この子らを世の光に」はさすがに有名・・・このくらいですよ、ホンマに。

日本人の名前ならともかく、外国人の名前がとにかく覚えられない!なにせマやパやハで始まる名前が多くてごっちゃになって仕方がない。それに何より、「こんなに名前を覚えたところで、実務の何の役に立つ?」と思い、空しくなってしまう…。

しかし、試験対策の勉強を始めて5カ月ほど経った12月頃だろうか?いつの間にか人名を覚えることが楽しくなっていた。それにこの暗記は決して無駄な努力ではなく、実務に直結こそしないが、ソーシャルワーカーにとって、リベラルアーツとして非常に重要なものなのではないか?とも思えるようになってきた。

だからこそ、試験直前になって、ただ人名とその人が提唱した理論を記号として覚えるだけ…エスピン・アンデルセン:「3つのレジーム」、べヴァリッジ夫妻:「ナショナルミニマム」みたいに…そんな「浅い知識」でいいのか?と不安になってきたのは先述した通りである。

その不安が的中したのが午前、共通問題の問題13、デュルケムの「自殺論」に関する設問であった。

さて、だいぶ長くなってしまったので続きは次回に持ち越すこととしましょう。ちなみにこの問題13を正解できた人はどのくらいいるのでしょう?僕は一番選んではいけない選択肢を選び、当然間違えました。「自殺論」の概要さえ知っていれば、決して難しい問題ではないはず。私は「デュルケムが自殺論を著した」ことは覚えていても、「自殺論」の概要すら目を通していなかったのですよ。そんな私のような受験生、きっと多かったはず。

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